心の声のまま

2022年元旦。結婚30年来、初めて故郷で年を越し新年を迎えた。

昨年2021年は人生の中の節目年であったと思う。結婚を機に私の環境が0出発してから30年、起業して20年。家族の変化に伴い、自分自身の過去、もっと言うと父母の人生までも紐解いて対話し、そして1つ1つの選択を自問自答しながら、足を進めるべき一歩一歩を決めながら歩いた1年であったと思える。

不思議に日常の言葉が「すみません」から「ありがとう」に変わってきた自分の変化に気がついた。

不思議に心地よいと思う振る舞いが、更に予期せぬ新たな喜びを巡り合わせてくれる日々多くなったことに気がついた。

不思議に鏡に映る自分の顔が優しく見えると思えることに気がついた。

不思議に他者からのジャッジや世間的ポジショニングが、殆ど意味が無いと思えることに気がついた。

不思議に素のままの自分を受け入れてくれる仲間の和に、すっかり溶け込んでいることに気がついた。

世間や人様はそれを「我儘」と言うのだろうか?とも良く良く考えてみたけど、仮にそうだったとしても、やっぱり自分の足を進めた一歩一歩は間違いないと思える。

予期せぬ変化とも平穏の日常でも、都度都度に自己対話しながら決定し、その結果を受け入れ理解しながら、まるで違う場所からもう一人の自分を見ているかのように過ごしてきた1年だったように思う。

2022年の新たな年も、やっと辿りついた「心の声のまま」の一日一日を重ねていきたいと思う。

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