クオリティ価値の認識

とっても久しぶりのブログです。
夏の「ミスズカル」のリニューアルから麻布十番でのアンテナショップ、地元での物産展参加と目まぐるしく忙しい数カ月だった。正直自分の許容を少し超えて無理をしていた分、予期せぬ失態もあったし。。(反省。)
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この数カ月の動きの中で今強く実感している事は「クオリティ価値に対する認識」という事だ。

「ミスズカル」では、当方で吟味し「これなら!」と責任持ってお薦めできる信州の逸品を厳選し扱うというコンセプトで運営している。まだまだ不十分だが、そのクオリティの価値を、広くユーザー層へ理解していただける発信をしていくのが、我々の使命と認識している。

しかし昨今、同じ様なビジョンを持って頑張ってスタートした会社も、売上効果が経費より上回るまでの経緯の中で、運営経費維持とクオリティ維持との狭間に立ち大手資本との合弁事業と姿を転換していく例は少なくない。
それについては、プラスへの展開、と見る見方もあるが、往々にして「少数優良価値」サービスが「多数薄少価値」サービスへ姿を変えてしまう例は数限りない。。
そして、サービス提供側もユーザー層も、この2極化が最近では益々顕著になってきている事を実感する。

地方独特の特色に優良価値がある事を発信している「ミスズカル」では、今後も身の丈にあった運営で、ぶれないコンセプトで継続運営を目指していきたいと思う。

商品価値と対価についても、ここかしこと頭をかしげる違和感を感じる人は私だけではないだろうと思う。何かおかしい!と感じる事が普通じゃなきゃいけないんじゃないかな?

この小さな日本だが、この日本は山河に区分された集落単位での文化が育まれていて、個々の独特の文化の違いこそが日本の文化の豊かさであると私は思う。
情報分野を業として携わる人間の一人して、その有価性を充分認知し、日進月歩に進化し続ける情報デジタルを責任を担って扱う使命は、今後益々大切なことではないか?と思える。