心に残っているもう1冊

昨日、20代に読んだ本の事を書いたので、やはりその頃読んだ本で非常に心に残っているもう1冊。宇野千代さん著の「幸福は幸福を呼ぶ」という本。
この本をお書きになった時は、もう既におそらく宇野千代さんは80歳を超えていただろうと思うが、本を読んで「なんてステキで可愛らしい女性だろう!」と直ぐにファンになってしまった。
「幸、不幸は本人の望み次第である」「仕合せになる念力」「人は自分の思った通りの人になる」など、とにかく自分の気持ち次第で幸せな気分になれるんですよー!と呼びかけてくれている本だったので、落ち込んだ時や迷う時は、いつも自分のバイブルの様に何度も読み返したものだった。
その一節に「好きな人に会う前には、ちょっとお昼寝をしてからの方が良い。寝て起きた後は、肌がしっとりとして、ほんのり頬が赤らんで綺麗になれる。」なんて事も確か書いてあったと思う。単純な私は、それを早速実行したりして、挙句の果てには遅刻しそうになったりしたっけ。(馬鹿みたい・・・)
久しぶりに昔読んだ懐かしい本の事を思い出した。今、またその本を読んでみたい気がする。