地区指定の見直し

koyuri32009-05-23

この道幅を見ていただきたい。私の歩幅で6〜7歩程の道幅しかない道路。車がすれ違うのもギリギリのこの道に、14階建のマンションがそびえ立ち、朝夕マンション住人の車が往来する。この道は駅から通勤通学の人達が沢山通行している。そこへ70世帯近くの住人の車の出入り。
その前に建築中は更に酷い状況になるのは、もう誰が考えても目に浮かぶ。なんと一日に大型トラックが60回程出入りするそうだ。
商業地区と制定されたのは昭和2年、それ以来、すっかり商店の少なくなり住宅が隣接するこの界隈なのに、そのまま商業地区として指定しているので、建設許可のおりる高さは高いのだ。その一方、非常に広い土地が空いている場所もあり、そういう所こそマンションを建てたいと願う地権者のある場所があり、そこは逆に住宅地区に制定されているので、高さ指定が3〜4階程度のものしか建設できない。
行政の現状に全く合っていない、机上の縛りによって、争わなくても良い争いが生まれてしまっているのだ。
市民は日々生活を営み、日々状況は移り変わっている。その変化に柔軟に対応し、市民生活をサポートする地方自治であろうのに、逆に弊害を及ぼす原因になっているなんて。。
私は、どうしても納得がいかない!!建設会社にしても、地域住民と理解し合い共生しあえる住宅建設を望んでいるわけで、根本の見直しさえすれば、スムーズに事が運ぶのに。。。
このような具体的な課題を、丁寧に扱わず、大勢だけで物言いをする地方行政の姿勢、大きな憤りを持つ!