10年間のとき

10年の時を長いと思うか短いと思うか?しかし「10年ひと昔」と言われるように、10年間という歳月の間では大きく様変わりをしているのは確かだ。
10年前、今のこの自分の状況を想像できただろうか?例えば10歳のとき、20歳の自分を姿を想像できただろうか?20歳のとき30歳の自分のいる環境を予想できただろうか?30歳のとき、40歳の自分のおかれる状況を予測できただろうか?人によってはYESの人もいるかもしれないが、私の場合思い返してみると、どの時代についてもNOだ。どの時も予想していない状況に変化している。自分もそして自分を取り巻く環境(状況)もいつも変化をしているのだな?という事にあらためて驚く。
なのに、もしその変化に伴わない事(もの・人)があるとすれば、ギャップが生じ歪みが出るのは、当然といえば当然のことなのだろうと思う。
変化しているのは、子供ばかりではないはず。大人になってからも、50になっても60・70になっても人は生きている以上変化し続けるものであろうと思う。その変化をお互い認め合い、関わり方も変化しながら、上手くつき合っていく事が、夫婦であれ、親子であれ、友人、社会人同士でも大切な事のように思う。
「いつまでも変わらない素敵な人。」とは誉め言葉だが、それは逆を返せば「変化に上手く対応し続けて、KEEP(維持)する努力を怠らない素敵な人。」と言えるのだろう。
10年間という一つの節目で、ちょっとそんな風に考えてみた。