逞しい子供達

少年サッカー大会

全国8000チーム近くある少年サッカーチームから各県から勝ち抜いてきた48チームによる「少年サッカー大会」に息子も県代表として出場している。初出場ということもあり、私達父兄も応援へ行って、その規模の大きさにビックリしてしまった。
うちのチームは父兄の派手な応援と過度な保護を嫌うコーチによるチームの方針なので、大々的に鳴物入り応援団の対戦チームを隣に、我がチーム父兄は、息を呑みながら祈りに近い応援をしていた。これから試合に望む子供達を遠巻きに見ながらすれ違ったが、どの子も真剣そのもの顔で、息子はちらりとすれ違う間私の方を見ていて、その数秒の間、目と目でエールを送った。
初日2敗してしまった後の絶望的な子供達の表情から2日目1勝したその顔には、ようやく笑みを見ることができた。
まだ大会半ばだが、仕事もあるので私は家に戻ってきたが、本当に大会が終わるまで祈る思いだ。
勝敗に関係なく、この大会に出場でき、息子は生涯かけがえのない体験を今していると思う。耐える力、悔しさを克服する力、友と分かち合う喜び。自らの体験で、得ることができる貴重なこの大会の数日間を「どうか無事に元気いっぱい悔いの無いように頑張って欲しい!」とただ祈るのみだ。
あー、頑張って!!!!!!!!