誠実が基本

先日、息子の新入学で頼んでおいた運動靴を入学式の前日までには入荷し近くのお店に届けてくれる約束であったのに、問い合わせをしたら「すみません、まだそちらまで届けていなくて。こちらまで取りに来て頂けませんか?配達の人間が留守で。」「たぶん、明日の入学式には使わないと思いますよ。。明日でも良いですか?」のお店の電話口での対応だった・・・。。。
商売をする立場として「私だったどうする??」と瞬間的に自問自答してみた。「ハイ!前日までには確かにお近くのお店に入荷します。入ったらご連絡します!」とあの時にハッキリ約束した以上、やはり配達の人間が居なくても、その間店を閉じてでも、タクシーを使ってでも約束の場所へ約束の時間に届けるべきではないか!と思った。なので・・・「私もあてにしていたので、そちらまで取りに行く事ができません。こちらのお店までやはり届けていただけませんか?」ともう一度言ったところ「では、夕方には。」という事で話が済んだ。
しかし、、、「たぶん、明日は使わないと思いますよ。。。」は無いでしょ?と流石に思った。使うが使わないがあなたが心配する事ではないでしょ。勝手にクライアントの都合を自分の勝手の良いように決め付ける傲慢さが腹立たしかった。入学グッズは●●店で購入の殿様商売をされている対応だと感じてしまった。
お客様への対応、仕事への姿勢は「誠実」が基本であり全てであると、やはり思う。靴屋さんだろうが年商数兆円の大手企業であろうが、一店員・一営業マンのお客様への対応は同様に「誠実さ」だと思う。お客様と接する人間がその店や会社の顔となる。
自分で商売をしているとレジの対応一つでも、とても気にかかる。某スーパーでは、いつも誰にでも変わらぬ歯切れの良い言葉使いで、こちらも最後は「ありがとう」と頭を自然に下げてしまう。某スーパーでは、お隣のレジ同士、世間話しの合間に客のレジ打ちをしているようなシーンも多々あり。自然に前者のスーパーへ足を運んでしまうのである。
「誠実」「真摯」な姿勢であるか、をいつも自問自答して律する自身でなければいけないと、あらためて自分に言い聞かせた。言うは易し・・・。思い返せば反省すべきは多々。。人の振り見て我が振り直さなければ。。