若き戦士は・・

「若き戦士は戦いの、その時を終え、久しぶりの再会である友(ゲーム)と興ずるのであった。。」と受験を終えてゲーム三昧に浸る息子の背後から、私がそう言ったら「イヤ、戦いはまだ終わっていない!これからが人生という名の本当の戦いの始まりの時なのである。」な〜〜〜んて、ド偉そうな返事をよこした。
しかし、この数ヶ月自分の中で「走り抜いた!」という実感と「やれば出来る!やらなければ出来ない!」という事を身を持って彼は体感したのだと思う。
受験の結果は未だ出ていないが、私は結果がどうであれ、努力する意味を身を持って体感できた事が、何よりも一番の収穫であったと言いたい。極端な話、それさえ体感できれば、それだけで充分ではないかと思う程だ。
時間をかけてコツコツ勉強していても、なかなか結果として現れてこなかったのだが、受験1ヶ月前で、私達もビックリするような成果を出すようになってきた。本当に冬の間、雪の下で大地から養分を脈々と蓄え、雪解けの春の日差しのその時を待つかのような状況に思えた。結果が直ぐに現れなくても、学び得ようとする姿勢の継続は、必ず吸収し続け蓄えている事を、彼もそして私達もこの受験で実感した。
この受験で得たものを、これから先、困難にぶつかった時、目標をかかげた時、自らの力で耕し進むべき時、思い出して生きていって欲しい。ホントに、これからが始まりの時なのだから。。。