餃子ディナー

薬物混入餃子、と騒がれている昨今。TVのニュースでは中華屋さんの餃子の売れ行きが落ち込み、大変な被害を被っていると報道されている。消費者も何て単純なんだろう?と思ってしまう。素材も安心な丹精込めて作っているラーメン屋夫婦まで、こんな煽りを被るなんて。全く、中国冷凍餃子とは訳が違うじゃないの!と思うけど、消費者心理というものは??
私なんか逆で、これだけ餃子餃子と報道されると、とっても食べたくなってしまう。昨日は時間に余裕もあったので、息子を誘って、手作り餃子を作った。息子と「云々美しくできた!上出来!」なんて調子に乗って大量に作ってしまった。食卓の上で鉄板で焼きながら、アツアツ肉汁たっぷり餃子を満喫した。美味しかったーーー!!
考えたら子供と一緒に餃子を作ったのは、初めてかもしれない。大抵は忙しさにかまけ、出来合いのチルドの焼くだけ餃子を買ってしまうのだけれど、これだけ食の信用を問われると「じゃ、自分で作ろうか!」という発想になる。最近は餃子に限らず「自分で初めから作ろう!」という意識が働いている。
ある意味、今までチルドや冷凍に頼り過ぎてきていた食卓に「手作りおふくろの味」が復活する良い機会になっているかもしれない。
国産表示をする食材商品が、目につくようになってきたが、本音のところ「国産だからって、本当に安心なの?」と多くの消費者は思っているはず。
「出来る限り、安心する素材から手作りで!」と私のような手抜き主婦が思う様になってきたのだから、これは結果的には、豊かな食卓になる良い兆しになっているかもしれない。