力ある言葉

昨日、三四六さんのトークショーに行った。笑いの中にも強いメッセージの込められた1時間程のトークは思わず涙してしまう程、引き込まれてしまった。
私は数回、TV等の取材でカメラを向けられ話をさせていただく機会があったが、どうも、普段話しているように、上手く話せない。昨日の三四六さんのトークをつくづく、凄いな〜〜と見入ってしまった。
同じ思いを抱いていても、それを誰かにメッセージとしてちゃんと思いが伝わるように話す事は難しい。
でも一方、TVで中山参与が出演されているシーンがあり、非常に小さな優しい声で、的確な指摘をしてらしたのを視た時、私は同じようにTVを見入ってしまった。
確かに話術とはあるかもしれないけど、話術だけでは、人には思いは伝わらない。
言葉は姿勢の現われだと思う。口下手な人でも、丁寧に選んで発せられる言葉には、力がある。
そう「力のある言葉」。それこそが、相手に伝わるメッセージになる。
「力ある言葉」それは、どんな巧みな話術があろうとも、身を持って得る以外、発する事はできないのだと思う。
三四六さんの、中山参与の「力ある言葉」で私は引き込まれたのだろう。