自分が楽しいから

先日NPO活動の事で取材を受けた。とても熱心な記者の方で、活動の趣旨や今までに至るまでの背景まで、熱心に質問してきてくれた。記者の方に、こう質問された。「でも何故、お仕事もプライベートも忙しいのに、更に新たな活動を始めようとするのですか?」記者の方のそのストレートな質問に、改めて自問自答してみた。。。結局行き着くところ「自分が楽しいから。」に至ってしまう。と自己確認してしまった。市民活動だとか、啓発活動だとか、当然、活動の趣旨目的はあるけど、何も自分がやらなくても良いわけで、何か疑問や不満があっても、別にただ文句を言っていれば良い訳で、希望を持っても、許容の範囲で止めれば良い訳だし。でも何故か動いてしまう自分って何なのだろう??良く良く考えてみるに、やはり「自分が楽しいから。」に行き着く。基本的に楽しくない事をやりたくないし、やらない。単純だけど、究極、それしかない。
以前、仕事のメンバーと不調和音が起こった時、ある人が業務について「私は生活の為にしている。だってあなたは好きでしてるんでしょ?」と言われた事がある。あの時はとってもカチーンときたのだが、今思えば、こんな褒め言葉はなかったのかもしれない。その人から見たら、楽しそうに仕事をしているように見えたなんて、嬉しい褒め言葉だ。
人は究極やりたい事にパワーが傾き、好きな事に向かっている。ただ、それだけなのかもしれない。