痛みを伴う・・・

所属している、ある審議委員会に出席した。その中で担当の方が「痛みが伴う改革を覚悟していますので、率直なご意見を。」と述べた。
「痛みが伴う・・・」この言葉は小泉さんの専売特許だが、簡単に言ってくれるな!!と思った。。。
確かに何も影響のない「改革」など無いが『痛み』が誰にどんな風に、どのような影響を及ぼすのか???そこの責任を無くして、簡単に「痛みを伴う・・」と言ってはいけないと私は強く思った。
「痛み」を強いる前に、救済策を実施すべきであり、チャンスを準備する事が第1だと思う。その救いの手を無視し跳ね除け放任を繰り返す者にのみ、はじめて「痛み」が伴わざるをえないのかと思う。
この救済策・チャンスは相手に理解できる目線で、説明する必要がある。相手は危機感を持っていないのであるから、まず現状把握と将来への危機感を認識させる所からのスタートであろう。
多くの「改革」と言われるものはトップダウンで急変であり、強引であり、多くの痛みが爪痕を残す。
先ずは「状況把握と危機感の認識」
どこもかしこも、それが出来れば「痛みが伴う・・・」にならないのかもしれない。
私自身も然りである。。。。。