生きぬく

先日TVで放送され録画しておいた「最後のナイチンゲール」(日テレ)を深夜見ていた。
壮絶なあの戦時下で、自らを奮い起こす「生きぬく」力。私は当分、あのドラマで見た様々なシーンが頭から離れないだろうと思う。
最後は自決を余儀なくされた当時のあの状況下で、最後に残された彼女達が最終的に選択した道は「生きぬく」だった。
この戦争は決して昔の事ではなく祖父母父母達が実体験した、つい最近の事実である事を、私達の世代はしっかりと認識しなければいけない。
「生きる」時間は限りある。時間は短い者、長い者、違いはあるが必ず限りがある。
人はこの限りある「生きる」は「生きぬく」使命があり、そして誰しも生きて果たす使命が、それぞれに必ずあると思う。
何だか年のせいなのか?(そんなに年だとも思ってないが・・)最近「使命」という思いが自分の中にある。
この限りある「生」での自分の「使命」。
最後のナイチンゲール」で戦死してしまった婦長を初め「生きぬく」を貫き通した多くの日本人は、皆それをしっかり持っていた。
「生きぬく」意味を深く思った。