黄昏適齢期

「俺は、もう終わっった人間だから。」とか言って、若い頃から今まで、ただひたすらに自分のロマンを走り続けてきた男性が、時折、そんな事を口にする。しかし、「終わった・・・」という割には、やはり全然落ち着いていないのだ。「この間、こんな面白いものを見つけて、ちょっと、それ使ってこんな物作ってみた。」とか。「・・・で、面白いフォーラムがある。」とか。「・・・が今度、発売するらしい。」と好奇心と情報キャッチの勢いに衰える様子は全くない。
私は、どうも会った第一印象で「ギラギラオーラ」を発信している人には、馴染めない傾向がある。若い時は、誰しも夢と野心でギラギラしている傾向があるけど、その夢中に走りぬいた時代を超え、ふ〜〜っと息を抜いた男性の魅力をステキだと感じる。
団塊の世代と話題になる昨今だが、その世代に魅力的な人が数人思い浮かぶのは、そういう事なのかな?と思う。
なんとなくタイトルに「黄昏適齢期」とつけてみたが、闇夜になる前の黄昏時は、とっても魅惑的でロマンを醸し出す、1日の中でも魅力的な時間だ。
私もそういう「黄昏適齢期」を迎える事ができれば本望かな・・と思う。。
それには、まだまだ走り込みが全然足りないナ。。。