Last運動会

台風で今日は絶対運動会中止だろうと、たかをくくっていたらピーカン最高の秋日和となった。朝、慌ててお弁当の支度をし、場所取りにも早速行った。
今日の運動会は、6年生最後の運動会。私にとっても子供達を通じて関わってきた小学校生活最後の運動会だった。この子が小学校を卒業してしまうのが、今年はとても淋しく思ってしまうのだ。
中学も高校もこの先あるけど、子供が小学生の時って親もまだまだ新米で、子供を通じてドキドキワクワクしたり、泣いたり笑ったりできる時代だと思う。自分の子だけじゃなく友達や下級生、上級生のことなんかも何となく親の方も知っていて、親子共々関われる時期の様に思う。
同じ6年生で最後の子を持つお母さん友達と「今度、運動会来るのは孫の時だね。。お互い長生きしなきゃね。。」なんて笑って話していた次第だ。。しかし、冗談抜きにホントにそうなんだろうなーー。
ちょっと自慢を言わせていただくが、息子は足が早く今年もリレーの選手だった。私の今まで生きてきた人生の中で、自分が早く走ったという体験など全くない。なのに息子達は足が早く、上の子もいつもリレーの選手だった。自分に無いものを子供達が持っていると親バカだけど、それって何だかとっても自慢なのだ。
常々私は「親バカ賛成」論者だが、バカでもチョンでも誰がなんと言おうとも「我が子はココが素晴らしい!最高!」と親なら誰も思って良いと思っている。。
リレーで黄色チームだったので、皆「赤がんばれー!」とか「白がんばれー!」と言っているのに一人大声で「黄色頑張れーー!行けーー黄色ーー!!」と大声で騒いでいたら、隣お母さんに思いっきり笑われてしまった。。私にとっては赤でも白でもなく、あの時は黄色しか目に入らなかったわけで・・。
最後の「組み体操」の時には、裸足で土ぼこリになりながら、友達と手と手をとりピッピッという先生の笛の号令で形を作っていく様を見ていたら涙が込上げてきた。こうして6年間、友達の輪の中でこの子は、ここまで大きくなってきたのだと思うと1年生のまだ幼く赤ちゃんみたいな頃の事も思い出したりして。。ここでもまたまた親バカ。
今、色々世の中は殺伐とした事件が多く暗くなってしまう風潮だが、どうぞどうぞ、こういう子供達が健やかに安心して育っていける環境であって欲しいと心から願う。学校は、いつでもいつまでも、子供達にとっても親達にとっても楽しいところであって欲しい。。。