昔の写真

最近、ちょっとしたキッカケで昔の写真を眺めていた。まだ3歳頃の私や小学校入学の頃。学生だった頃や結婚前の頃。写真をとったその頃の記憶にグーッと引き戻される。過ぎてみれば全てが懐かしい思い出だけど、どの写真も一場面一場面、確かにその時の自分は今と同じように、その時を直面しながら生きていたのだと思うと、その当時の自分を懐かしく思う。
3歳の頃の私は、近所にいた仲良しの友達と公園で、お茶目な顔で笑って映っている。確か「まみちゃん」っていう名前だったかな?
「まみちゃん」の家で遊んだ切れ切れのシーンが、記憶のどこかに残っている。
地元のお祭の山車に私をのせ、満面の笑顔で私を見ている父との写真。父は初めての子供の私を確かに可愛がってくれた。でも、親バカ過ぎて、私がちょっと男の子にいじめられたりすると、直ぐに怒鳴り込んだりして、、、あの時は、そりゃあ子供心に恥ずかしく思った事も数度あった。今、思えば可愛さあまってかもしれないけど。。。でも、恥ずかしかったな。。。
時々、昔の写真を見返して見るのも、なかなか良いかもしれない。今いる自分は、最近できあがってきたのではなく、オギャーとこの世に生まれてから、脈々と色々な影響を受けながら色々が交差し合いながら今に至っている自分なのだ、と再認識できる。だから、立ち止まる事なんかできないし、この先まだまだ続いていかなくちゃいけないんだと思える。
将来の私が、今の自分の写真を見て「懐かしいな〜」とニコヤカに微笑む事ができるような一場面でありたいと思う。