「七草がゆ」の思い出

無病息災を祈っていただく「七草がゆ」。我が家の朝食も。
七草がゆ」で思い出されるのは中学の時の音楽の先生、春日先生のこと。
毎年新年初めての音楽の授業には、必ず新年にまつわるお話をして下さっていた。こんな事を言っては何だが音楽の授業の事は、殆ど記憶にないが、春日先生が話して下さった雑談は、全て良く覚えている。クラス会で友人達に会った時も、皆そう言っていたのを思い出す。
七草がゆ」は「1年の『無病息災』を願っていただくものです。『せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ春の七草』と覚えてください」それから「秋の七草というのもあります、これは『はぎ、くず、ききょう、おみなえし、なでしこ、おばな、ふじばかま、これぞ秋の七草』と覚えてください。」という春日先生の言葉。
それから、冬のお菓子の「干し柿」の頂き方、などなど。音楽の時間の殆どを使って、そういうお話をして下さっていた。
季節の風習に合わせ、こういう話を伝えていく事は、とっても大切なのだと、今になってつくづく感じる。
今朝は「七草がゆ」と一緒に筆で七草を書いてみた。
春日先生から教えていただいたことを子供達にも伝えていきたいと思う。
今年一年、病気や怪我もなく皆が健康に過ごせますように!!